ジャンクフードに対抗！「標準栄養給食」検討中―上海市

2007年9月25日、上海市教育委員会は市内の学校給食に栄養基準を定めることを検討している。すでに市内の数か所の学校で試験的に「標準栄養給食」が提供されており、来年にも市内の全ての学校に拡大される見通し。

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市教委では、専門家を集めてそれぞれの年齢に必要な栄養が十分に含まれた給食メニューについて話し合い、「標準栄養給食」を定めた。たんぱく質・カルシウムなどの含有量や熱量だけでなく、調理時間までもがきちんと計算されている。

また、ハンバーガーやフライドポテトなどのジャンクフードを好んで食べる子どもたちは、肥満やカルシウム不足など、栄養面で問題を抱えているケースが少なくない。このため上海市ではさらに、学校購買部でのジャンクフードの販売に制限を設けることも検討されている。（翻訳・編集/BA）