Record China 2015年8月4日(火) 19時22分
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3日、第2次世界大戦中の強制連行をめぐり、中国の被害者団体が三菱マテリアルの提示した和解案を受け入れるとの声明を発表した。資料写真。
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2015年8月3日、第2次世界大戦中の強制連行をめぐり、中国の被害者団体が三菱マテリアルの提示した和解案を受け入れるとの声明を発表した。
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3団体がこの日北京で声明を出した。被害者側は「三菱側の謝罪文や賠償金の額は不満だが、生存者が高齢であることを考慮し、生きている間にこの問題を解決したいと考えた」と述べ、被害者や遺族らの意見を聞いた上で受け入れ可能な案だと判断したと説明している。被害者の代表の1人は和解協議書の具体的な内容については現時点での公開を差し控えるとしながらも、「これまでの報道とほぼ同じ内容。もうじき公開されることになるだろう」との考えを示した。
これより先、関係者の話として賠償金は1人につき10万元(約200万円)、支払い対象者は3765人と報じられている。
この報道に対し、中国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。
「三菱マテリアルを支持する!」
「過ちを認めるということは勇気のいる行為だ。国内で日本人をののしることしか能のない中国人に比べたら、日本側は立派」
「他の企業は賠償していない。三菱はよくやった!」
「問題は三菱が本当に支払えるかどうかってこと」
「不満というのであれば受け入れなければいいのに」
「金の誘惑には勝てなかったということか」
「和解には反対だ。高齢になったことが受け入れた理由なら、子どもの代に引き継げばいい」
「日本のせいで犠牲になった中国人は大勢いるが、日本はこれまで罪悪感を背負ってきた」
「より多くの日本人が歴史の事実を認めるのであれば、和解に賛成」
「元労働者たちの苦難を考えると、これだけのお金で補うことなんてできないと思うが、生きている間に謝罪する姿が見られたっていうことは大きな慰めになったはずだ。三菱は大きな一歩を踏み出した。しかし、日本政府の反省を示すものではない。これからも政府の動きを注視し続ける必要がある」(翻訳・編集/野谷)
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