朴大統領の妹が慰安婦問題などで日本擁護の発言、韓国国内からは「政治的妨げとなる可能性のある妹と一線を画すべき」など警告や反発の声―韓国英字紙

Record China    2015年8月1日(土) 8時46分

拡大

31日、韓国英字紙コリア・タイムズは、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の妹である朴槿令(パク・クンリョン)氏が日本に対して歴史問題で謝罪を要求し続けるべきでないと発言したことが、韓国国内で反発を招いていると報じた。資料写真。

(1 / 2 枚)

2015年7月31日、韓国英字紙コリア・タイムズは、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の妹である朴槿令(パク・クンリョン)氏が日本に対して歴史問題で謝罪を要求し続けるべきでないと発言したことが、韓国国内で反発を招いていると報じた。

その他の写真

朴大統領の妹の朴槿令氏は30日、日本の動画サイト「ニコニコ生放送」のインタビューで、韓国政府が日本の植民地支配などについて繰り返し、日本政府に謝罪を要求するのは不適切だと発言した。日本は「韓国経済の基盤を築いた」と述べ、「日本の天皇陛下が頭を下げ、繰り返し謝罪したにもかかわらず、新しい首相が就任する度に謝罪を求めている」と、韓国政府を批判したほか、元慰安婦については韓国政府が世話をすべきだと主張した。また、安倍晋三首相を含む日本の閣僚の靖国神社参拝についても、「先祖に対する敬意」であると述べた。インタビュー映像は来月4日に放送される予定だという。

こうした槿令氏の発言に対して、韓国の与野党からは批判の声が高まっており、韓国与党・セヌリ党の幹部は、槿令氏の発言は公人としてふさわしくないと強く批判している。また、韓国・明知大学の政治学の教授は、朴大統領はここ数年、槿令氏との関係が疎遠になっているものの、政治的な妨げとなる可能性のある槿令氏との間にはっきりと一線を画すべきだと述べ、「そうでなければ、特に日本のメディアが論争を煽り続けることになる」と語った。朴大統領は3日、夏休みを終えて公務に復帰する。(翻訳・編集/蘆田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携