2015年7月28日、中国新聞網は、中国湖南省懐化市で娘が父親の愛人関係を告発した問題で、懐化市紀律検査委員会が重大な規律違反の疑いで正式な調査に乗り出したと報じた。

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告発されたのは中国共産党懐化市委員会のある事務局で副主任を務める男性で、娘を名乗る人物が今月21日にインターネットを通じて「父は長期にわたって外に愛人を囲っている。愛人の1人との間には5歳になる子どももいる」と通報した。

通報者は自らを「1993年生まれ」と紹介し、「父は私のことが嫌い。1歳の頃にわざと階段から突き落とされたこともある。長い間、虐待を受けてきた。身の危険を感じている」と説明。さらに、父親が職権を利用して汚職に手を染めてきたことや、裏社会とつながりがあることなどを明かした。全国指名手配犯が逃げることに便宜を図ったこともあるという。

この報道に、中国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「立派な行動だ」

「通報を決断するまでにすごく悩んだだろうな」

「汚職役人が痛い目にあうのはすごく気分がいい！」

「どんな地方にも汚れた役人はいるものだ」

「育ててくれた父親にこんなひどい仕打ちがよくできたな」

「この娘の父親は終わったな。この子は頭が悪い。これから高級車とも高級腕時計とも無縁の生活が始まるぞ」

「娘が通報するくらいなんだから、どのくらいの悪党なのか想像がつく」

「最近の汚職役人は、外では愛人に告発され、内では家族から告発され…。大変だ！」（翻訳・編集/野谷）