2015年7月27日、新華社によると、中国から日米へのレアアース輸出量が今年上半期に大幅に増加し、輸出価格が30％以上下落した。主要産地である内モンゴル自治区からの輸出量が大きく伸びた。特に日本向けは約130％増だった。

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中国のレアアース輸出制限枠撤廃、米国経済の回復など複数の要因が背景にあるとみられる。フフホト税関のデータによると、今年上半期の内モンゴル自治区からの輸出量は前年同期比36．5％増の2663．8トン。6月だけで同120％増の456．4トンだった。米国向けが同40％増の1365トン。日本向が同130％増の770．4トンだった。ベトナム向けも同45．3％増と大幅に伸びた。

輸出量の急増に伴い、同自治区内ではレアアース製品価格が急落している。今年上半期の輸出価格は1トンあたり同34．7％安の3万2000元（約64万円）だった。6月は同34．1％安の2万9000元（約58万円）だった。（翻訳・編集/大宮）