2015年7月23日、新華網は、ミャンマーの裁判所が違法伐採の罪で中国人153人に終身刑を言い渡したことに対し、中国側が「重すぎる」との考えを示したと報じた。

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海外メディアによると、同裁判所は22日、中国人153人を違法伐採の罪で終身刑に処し、未成年者2人を懲役10年に処すとの判決を下した。ミャンマーの終身刑は実質懲役20年に相当する。現地の中国大使館関係者は、「職員を派遣して確認した結果、実際は150人が懲役20年、未成年者2人が10年、1人が違法薬物所持による35年の刑だ」と説明。同関係者は「作業員は中国とミャンマーの業者にだまされて違法伐採に従事させられた」と述べ、「20年は重すぎる」との考えを示した。また、中国外交部の陸慷（ルー・カン）報道官は記者会見で、「中国は今回の判決に高度な関心を寄せている。ミャンマーに対して交渉を申し出た」と発言した。

ミャンマー政府は年初に中国との国境付近で違法伐採の摘発を突如開始し、1月3日前後に中国人作業員155人が軍に逮捕された。逮捕後の対応について、陸報道官は「さまざまなルートを通じてミャンマーに交渉を提案してきた。問題を適切に処理し、作業員を一刻も早く中国側に引き渡すよう求めた」と説明している。（翻訳・編集/野谷）