2015年7月20日、韓国・京郷新聞によると、韓国の若年雇用事情が悪化する中で、若年層の失業率が壮年層の3．7倍になり、経済協力開発機構（OECD）加盟国の中でも高水準となっている。

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韓国もドイツのように体系的職業教育訓練システムを構築し、正規職−非正規職間の二重構造を緩和するなどの積極的な対策が必要であるとする分析が出てきた。韓国銀行国際総合チームのハン・サンウ課長が20日発表した報告書「主要国と韓国の若年層雇用状況の評価と示唆点」によると、2013年基準で韓国の若年層の失業率は8．0％であるのに対し、壮年層の失業率は2．16％だった。若年層の失業率は壮年層の3．7倍で、OECD 34カ国の平均2．1倍よりも高く、米国（2．1倍）、日本（1．8倍）、ドイツ（1．6倍）、フランス（2．4倍）、イタリア（3．1倍）など主要国と比べても高い。ハン課長は「韓国の若年層の雇用事情が2000年代半ば以降、悪化したのに対し、壮年層の失業率は他の国と比較して低い方に属するため」と説明した。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「悪いことは必ず1位だな。もうOECDを脱退しろ」

「若年失業率を減らすと言っていたが、朴槿恵（パク・クネ）は何を根拠にそんなことを言っていたのだろう？」

「青年たちが略奪、放火などの暴動を起こし、竹槍で青瓦台（韓国大統領府）を襲撃しないことを幸いだと思え」

「無能政治家が大韓民国の未来の発展を妨げている。子供たちの未来をどうしてくれる」

「なんとか仕事はあるが、なぜ働くのか分からない。仕事に対して興味もないし楽しくもない。お金を稼ぐ楽しさもなく、1日1日が退屈だ」

「50〜60代になると、疲れすぎて、精神をやられた人が増えている」

「何だかんだ言っても、若いときが一番良い」

「とにかく今の私たちは、今日一日を生きている。普通に結婚して子供を作りたかったが、それが一番難しいことだった」

「青春は苦しいものと言うが、苦しかったら病気ではないか」

「既得権者たちがすべてを牛耳っているからだ」（翻訳・編集/三田）