Record China 2015年7月18日(土) 7時33分
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17日、英紙ガーディアンは、2020年の東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場について、安倍晋三首相が現在の建設計画を白紙に戻して検討し直すと発表したと報じた。この報道に、英国のネットユーザーがコメントを寄せている。資料写真。
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2015年7月17日、英紙ガーディアンは、2020年の東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場について、安倍晋三首相が現在の建設計画を白紙に戻して検討し直すと発表したと報じた。この報道に、英国のネットユーザーがコメントを寄せている。
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安倍首相は17日、新国立競技場について東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相らと会談し、現行の計画を白紙に戻して見直すことを表明した。新国立競技場のデザインは、国際公募で最優秀賞に選ばれた建築家のザハ・ハディド氏の案をもとに計画が進められてきたが、総工費が2520億円にまで膨れ上がり、国民から批判の声が高まっていた。
この報道に、英国のネットユーザーがコメントを寄せている。
「良かった!彼女のデザインはとても退屈だ。利己的なくだらないものを造るのではなく、現地の環境や文化に合ったものを造るべきだ」
「予算が限られているのなら、なぜザハ氏のデザイン案を選んだんだ?」
「彼女が設計した、2012年のロンドン五輪で使用された(水泳施設の)アクアティクス・センターは屋根が傾斜していて、上の方の席の観客は屋根とプールを見るようなつくりになっていて、ひどいデザインだと思っていた」
「良かった。今のデザインは、ばかげた50年代のSF風の自転車ヘルメットに見えるよ」
「計画を見直すというのは正しい判断だ。そしてこうなったことはザハ氏の責任でもない。彼女は壮大で実用的ではないデザインを提出して、委員会は愚かなことにそれを選んだんだ。委員会は完全な間違いだったと気づいたというわけだ。5分の1以下の予算で建設するのがいい。シンプルなもので十分だ」
「私は建築家としても人間としてもザハ氏のことは好きではないけれど、デザインを変更していないのに予算が膨れ上がったというのは、彼女のせいではない」
「とても美しいと思うよ。実用性や構造についてはコメントできないけれど、見た目はいいと思う」
「日本はそもそもオリンピックを開催すべきではない。既に一度開催したのだから、それで十分だ」
「私はエンジニアなので、華やかなデザインを手掛ける建築家とも仕事をすることがあるが、紙の上では面白いデザインであっても、実際に建設するにはとても高くつくと言う傾向にある」
「ザハ氏のプロジェクトの特徴だよ。デザイン案をもとにエンジニアが計画を進めていくと、彼女の案が非常に非実用的で、コストについて十分検討されていないことが分かるんだ。彼女は平凡なのに過大評価されている」(翻訳・編集/蘆田)
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