2015年7月15日、韓国・朝鮮ビズによると、中国の国防科学技術大学が開発したスパコン「天河2号」が「世界で最も速いコンピューター」に選ばれた。また、韓国は性能の面で世界14位となった。

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同日、韓国科学技術情報研究院（KISTI）によると、独フランクフルトで開かれた「2015国際スーパーコンピューティング学術大会（ISC）」で、世界最高の性能を持つスーパーコンピューターのTOP500リストが発表された。

「世界で最も速いコンピューター」の1位には中国の国防科学技術大学が開発したスパコン「天河2号」が選ばれた。計算速度は33．86PFLOPS(ペタフロップス）で、毎秒3京3360兆回の浮動小数点演算数を記録した。2位以下には米オークリッジ国立研究所の「タイタン」、米ローレンス・リバモア国立研究所が保有する「セコイア」、日本の神戸市が運営する「京」、米アルゴンヌ国立研究所に設置されたIBMの「ミラ」が続いた。韓国は気象庁が保有する「ウリ」が139位、「ヘオン」が217位、「ヘダム」が218位にランクインした。

一方、複雑なデータの解析処理能力を競う「性能ランキング」では、韓国は前回（2014年11月）から2ランク下がって14位にランクイン。アジアでは中国、日本、サウジアラビア、インドに続いて5位となった。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「新しいスパコンを買う金なんてない…」

「気象庁にスパコンなんて必要ない。天気予報が全く当たらないから、韓国国民は日本や米国の天気予報を見ているよ」

「1位になったら先進国になれるの？14位なら良い方でしょ！」

「朴大統領が投資した費用はどこに消えているの？」

「日本に追いつこうとか考えないでね？スピードが速くて性能が良くても、運営能力がなければ何の意味もない。お金の無駄」

「まずは今のコンピューターを100％活用できるようになれ。新しいのを買うのはそれから」

「日本や中国は独自にスパコンを設計して作っている。競おうとするな」

「韓国のシステムがどんどん退化しているような気がする」（翻訳・編集/堂本）