2015年7月12日、韓国・毎日経済は韓国の最高学府のプライドは跡形もなかったと報じた。毎日経済が単独入手した「2015ソウル大学校工科大学白書」には、研究開発投資や競争戦略などすべての部門で国内外の一流大学が抱える危機感が反映されていた。この危機感は同校だけでなく、韓国の産業と経済危機の状況に対する懸念と悩みでもある。白書は韓国の危機的状況の診断から始まっており、工業化後発国の中国が鉄鋼や造船などの分野で韓国を追撃し、ITサービスなどの分野では韓国をリードしていると評価した。

【その他の写真】

大学全体の評価ランクでソウル大学より劣る浦項工科大学が論文引用の国際評価ではより優れたスコアを受けている。また、ソウル大学は外国工科大学と比較して、社会と市場が必要とする人材を適切に生み出していない。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「研究開発の成果はあるが、基礎技術が不足している。つまり、先進国の技術を追撃しても収入が少ない構造だ。知的所有権の費用を支払いながら部品素材を輸入し、低付加価値の製品製造に転落している。だから万年低人件費と長時間労働になってしまう。そもそも基礎産業能力自体が不足している」

「韓国の大学は1級奴隷養成所」

「試験問題を解くことが優秀な者が名門大学に入る方法だから当然の結果だ」

「研究というのは元来疑問を持って検証する作業だが、韓国では他人と違った考え方をすると墓穴を掘る」

「大学が研究するところだったとは初めて知った。職業訓練所だと思っていた」

「韓国で崇高な名誉ある研究者や職人を生むのは難しい」

「ソウル大のレベルは以前から下位圏だったではないか」

「無駄な研究に税金を使わないでくれ」

「先進国では数学者と科学者を育てるが、韓国では計算機と科学辞書を作る」

「なぜ日本と比べない？韓国より上だからか？」（翻訳・編集/三田）