日中の食習慣比較!日本人が割り勘好きなのはケチだから?―中国メディア

Record China    2015年7月13日(月) 16時59分

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10日、中国メディア・国際在線は食事の際に日本人が割り勘にする習慣について伝えた。資料写真。

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2015年7月10日、中国メディア・国際在線は食事の際に日本人が割り勘にする習慣について伝えた。

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筆者が大学生のころ、割り勘に関して、「オランダ人が発明し、英国人がやゆし、日本人が使用する」という文章を読んだことがある。割り勘をテーマに、日本人が本当にケチなのかどうか論じてみたい。

学生時代、日本人学生と食事を一緒にした時には、幹事が1円単位まで正確に計算し、1人いくらかを告げて各人から集金していた。中国では、たまには割り勘にすることもあるが、1円単位まで正確になどということはあり得ない。

当初はこうしたやり方になじめなかったが、日本での生活が長くなるにつれて、清算時に余計な心配をする必要がなく、自分の分だけ支払えば良いという割り勘のメリットを徐々に感じるようになった。

中国人から見ると、学生仲間や会社の同僚との間での割り勘は理解できるが、恋人同士の割り勘については理解に苦しむ。日本のテレビ番組で100人の男性にアンケートしたところ、「彼女とも基本的には割り勘」という回答が57人もいた。女性側も割り勘に対して不満は少なく、代表的な回答は「いくらかでも負担することは自分の独立性を示せるとともに、彼の負担も軽減できる」だった。実際のところ、中国では太っ腹であることを彼女に見せるため、男性はみんな苦労している。

日本人は清算だけでなく、食事そのものにも「割り勘」を採用することが多い。日本の酒席では、食事が各人それぞれに個別の器に分けて出されることが多い。たとえ中国料理のような大皿料理であっても、各人が自分の取るべき分量を計算し、余分に取ったりせず、料理が全員に行きわたるように心掛ける。もし、自分が食べられないような料理が出された場合には、誰かに譲るような言動を取らない限り、あなたの分と見積もられた分量は残ったままになってしまう。

こうした細かな気遣いは、まさに日本人が「ケチ」であることの表れである。中国の酒席のように、主催者側が料理を相手に取り分けたりする光景は、日本ではまず見られない。

日本の友人は「中国人と食事すると、いつもお腹が破裂しそうになる」と言っていた。中国では、食事の際に器が全部空っぽになっていることは主催側にとっては恥ずかしいことで、食べきれないほどの食事と酒でもてなすことが主催側の熱意を表わす。一方、日本では、出された食事を残さずきれいに食べることがある種のマナーになっている。この文化の違いを知らなかったため、友人は中国人と食事をした際に毎回お腹が破裂するほど食べざるを得なかったのである。

中国人の目から見れば、確かに日本人は太っ腹ではない。しかし、日本人は本当にケチなのだろうか。筆者はそうは思わない。この種のケチはある種の節約で、日本人の民族的特性と関係がある。生活習慣が中国とは全く異なっているのであり、こうした違いを理解し、異なる文化の交流を楽しむこと、これこそが中国人が日本人と付き合う際に注意すべきことである。(翻訳・編集/秋田)

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