Record China 2015年7月14日(火) 18時39分
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11日、米国各地に中国の古代象形文字が見つかったとして、今から3300年前に中国人がアメリカ大陸に到達していたとする米国人研究者の主張に、中国の学者が反論している。
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2015年7月11日、米国各地に中国の古代象形文字が見つかったとして、今から3300年前に中国人がアメリカ大陸に到達していたとする米国人研究者の主張に、中国の学者が反論している。中国紙・新京報が伝えた。
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米国の古代文字研究者、ジョン・ラスカンプ氏によると、ニューメキシコ州アルバカーキやカリフォルニア州、オクラホマ州で合計84の象形文字が見つかった。これらの文字は紀元前1300年前の中国の遺跡で出土した甲骨文字に合致しており、アルバカーキの文字は「殷の三代王に1頭のイヌを捧げた」と判読できるという。ラスカンプ氏は「古代中国人がアメリカ大陸を発見した新証拠だ」と主張している。
これに対し、北京大学考古文博学院商周研究室の董珊(ドン・シャン)副教授は、「ありえない話だ」と一蹴。米国で見つかった文字は中国の甲骨文字に似ているが不正確であり、中国人がアメリカ大陸に渡った記録もないと指摘した上で、近年「中国人が世界を発見した」と主張する研究者がたびたび現れることについては「注目されることが目的だ」と語った。
ラスカンプ氏の主張について、中国のネットユーザーは「米国も中国の領土だったといえるのかな?」「米国の先住民族のインディアンって、先祖は中国人だったのかも」「3300年前から中国人はあちこちに落書きしてたのか!」とさまざまな反応を示している。(翻訳・編集/本郷)
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