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2007年9月、上海市で空襲警報発令訓練が行なわれた。市内5地区の警報機が23分間にわたり大音量で鳴り響くなど、中国建国以来最大規模の訓練となった。
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2007年9月、中国のニュースサイトが上海市でこのほど行われた空襲警報発令訓練のもようを伝えた。
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午前10時、同市の浦東新区、金山区、南匯区、奉賢区、崇明県の5地区に設置されている警報機が一斉に鳴り出した。「ウー、ウー」という大音響は23分間にわたって続き、道行く人が耳を指でふさぐ光景も見られた。中国建国以来最大規模となった今回の訓練については、市政府が事前に広報していたため、市民生活に混乱はなかった。
報道では、この時期に訓練が実施された理由について、台湾で先に行われた国連加盟デモなどに関し、中国政府が台湾当局に対して発した警告ではないか、との海外メディアの分析も紹介している。(翻訳・編集/本郷智子)
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