2015年7月9日、韓国・ニューシスによると、韓国政府は中東呼吸器症候群（MERS）のまん延で落ち込んだ観光業を建て直すため、日本・中国・欧米の若い女性をターゲットにした観光戦略を打ち出した。

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同日、韓国政府が発表した「観光産業育成対策」によると、日本・中国・欧米の若い女性の訪韓キーワードはショッピング・グルメ・韓流。まず、ショッピングの満足度を向上させるため、外国人観光客のための付加価値税還付手続きを簡素化する。また、搬出確認窓口の営業時間を拡大し、免税店数も増やす。

また、韓国料理の知名度を上げるため、韓国の伝統食文化を体験できる観光商品の開発、宮廷料理体験レストランの拡大などを検討。さらに、K−POPの公演を活性化するため、オリンピック公園体操競技場を公演に適した会場に改造する。それにより、約7日かかっていた公演の準備期間を2〜3日に短縮でき、1年間の公演可能回数は40回から70回にまで増える。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「まずは外国人がぼったくりの被害に遭わないように対策を立てるべき」

「明洞に日本語や中国語の貼り紙をするのはやめてほしい。どこの国にいるのか分からなくなる」

「K−POPの人気は長くは続かない。ほかの対策を考えて」

「外国人観光客にキムチを無理に食べさせるな。米国に行って『ピクルスを知っていますか？』と無理に勧められたら嫌でしょ？」

「韓国がどんどん『外国人に優しく国民に冷たい国』になっていく…」

「正直、日本人や中国人が韓国に来る理由は『近いから』でしょ？観光地に行っても欧米人はほとんど見かけない。日本に行くと欧米人観光客の多さに驚くよ。それだけ文化に魅力があるということだ」

「韓国人だが、我が国の魅力を見つけられない。誰か韓国の魅力を教えて！！」

「韓国の魅力はグルメとショッピングだけ。しかし、今は物価が上がり、外国人観光客はみんな日本に行くようになった。行ってみれば分かるが、日本は観光名所が多く、店員はとても親切。そして外国人をだまそうとする人は1人もいない」（翻訳・編集/堂本）