終戦70年で高まる反日感情、愛国ツアーが人気、政府は3カ月の特別番組―中国

Record China    2015年7月10日(金) 5時37分

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8日、日本の敗戦による第2次世界大戦終結から70年となる現在、中国では「紅色旅游(共産主義的観光ツアー)」が人気を呼び、ネット上でも反日感情が高まっている。写真は紅色旅游で人気の井岡山。

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2015年7月8日、英BBC中国語サイトによると、今から78年前の1937年7月7日、盧溝橋事件をきっかけに日本と中国は戦争となり、中国では対日抗戦が全面的に始まる日となったが、日本の敗戦による第2次世界大戦終結から70年となる現在、中国では「紅色旅游(共産主義的観光ツアー)」が人気を呼んでいる。

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チャイナデイリーは5月、対日抗戦に関連する史跡を巡る紅色旅游や革命時代の旅に出掛ける人が70周年を前に増えていると報じ、北京の主要紙・新京報は盧溝橋事件で命を落とした趙登禹(ジャオ・デンユー)将軍の息女・趙学芬(ジャオ・シュエフェン)さんが献花する写真を掲載。環球時報は写真から当時の様子を振り返りつつ現在と比べるウェブページを公開している。

中国政府は第2次世界大戦終結70年を記念する特別番組を3カ月にわたって放送する。目的は「歴史と民族、文化的価値の強化」とされ、中国で反日感情が高まることは必至だとみられている。

ネット上でも反日感情が高まっている。あるネットユーザーは「日本人は悲しい生き物だ」と書き込むと、同調する多数の「イイネ」が集まった。反日的な言論が今後さらに増えていくと予測するメディアもある。(翻訳・編集/岡田)

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