Record China 2015年7月8日(水) 20時30分
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8日、トルコを旅行中の韓国人ツアー客が中国に対する抗議行動を展開中のトルコの極右団体に間違われて襲撃を受けたことについて、日中韓3カ国のネットユーザーがさまざまな反応を示している。写真はイスタンブール。
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2015年7月8日、トルコを旅行中の韓国人ツアー客が中国に対する抗議行動を展開中のトルコの極右団体に間違われて襲撃を受けたことについて、日中韓3カ国のネットユーザーがさまざまな反応を示している。
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事件が起きたのはトルコ最大都市のイスタンブール。同国各地ではこのところ、中国西部に住むトルコ系ウイグル族が、中国当局によりラマダン(断食月)中の断食を禁じられて無理やり食事をさせられていると報道されたことから、中国に対する抗議行動が展開されていた。
4日には観光名所トプカプ宮殿前で、デモ隊の一部が韓国人ツアー客を襲撃。機動隊が催涙ガスなどで鎮圧、救い出した。トルコ外務省は先週、中国大使を呼んで、少数民族政策に「深い懸念」を伝えたが、中国側は報道内容を否定した。
韓国にとって好感度が高いと思われていたトルコでとんだとばっちりを受けたことへのショックは少なくなさそうだ。ツアー客らは「私たちは中国人ではない。韓国人です」と訴えて直接的な被害を免れたようだが、韓国ネットでは「中国人が少数民族を弾圧するせいで、韓国人がとんだ災難を被った」「中国人は迷惑民族に違いない」などの受け止めは強い。「後輩が中国の南京に留学していた時、居酒屋で理由もなく袋だたきに遭った。どうやら日本人に間違われたらしい」とのコメントもあった。
これに対し中国のネットユーザーでは、トルコで反中デモが起きたことについては、「トルコも反中国家だったとは」と意外感を表すコメントが寄せられる一方、中国がトルコでも嫌われていることについては「中国が強いから」との声が聞かれた。
一方、反中・嫌韓感情が強い日本人にとっては、中韓は「一心同体」との見方が強く、トルコの極右団体の襲撃についても「これはトルコが正しい。危険な生き物を見抜く目は日本人も見習うべきだ」との見方が寄せられた。とりわけ欧米人には日本人と中国人、さらには韓国人との見分けは付かない。在イスタンブール日本総領事館は、「日本人は中国人と間違えられやすい」として、巻き添え被害に遭わないよう注意を呼び掛けているが、どんな「対策」があるのだろうか。(編集/KO)
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