鉄鉱石価格が史上最高値を更新、前年と比べ価格は倍増―中国

2007年9月13日、国家発展改革委員会は中国国内の鉄鉱石価格が史上最高値を更新したことを発表した。これを受けて鋼材の出荷価格も大幅に上昇、こちらも史上最高値に接近しているという。

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市場では来年鉄鉱石価格が急騰するとの見方が広がり、原料を確保しようとする動きが広がっており、鉄鉱石価格は急騰している。今月6日、唐山産鉄鉱石の価格はトンあたり1320元（約2万1000円）を記録した。前年同期比103％、前週比で13％もの値上がりとなった。この値は2004年2月に記録された最高値をトンあたり270元（約4300円）も上回るものとなる。

鉄鉱石価格の急騰に伴い、鋼材の出荷価格も大きく上昇している。主要鋼材4種の平均価格は先週トンあたり4445元（約7万1000円）となり、前年同期比19．2％、前週比2％の値上がりを記録した。（翻訳・編集/KT）