2015年7月6日、法制晩報は「韓国、ビザ費用の免除など措置を取るも、訪韓観光は依然として冷え込む」と題し、韓国観光業の現状について伝えた。

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中東呼吸器症候群（MERS）の影響を受け韓国の観光業は大打撃を受けている。外国人観光客を呼び戻すべく、団体旅行客向けのビザ費用免除、ビザ有効期限の3カ月延長などの措置を講じている。さらに、お得意様の中国人観光客に対しては、日本の団体旅行ビザを持っていれば15日の滞在を許可するなどの策を打ち出している。

ただ、観光客は依然としてMERSへの懸念が大きく、中国の旅行サイト責任者は「韓国のツアーをキャンセルする人が多く、韓国旅行しようとする人は目立って減少している」と話している。

韓国のビザ費用免除については、「韓国観光業のプラスとなるだろうが、訪韓中国人観光客の規模はMERS前の水準を取り戻していない。短期間で訪韓観光客数が急増することはないだろう」と中国旅行会社の多くが一様に語っている。（翻訳・編集/内山）