2015年7月4日、参考消息網は記事「中国株式市場、下落幅は20％を突破＝担当当局は安定に苦慮」を掲載した。

【その他の写真】

6月中旬に最高値を記録した中国株式市場だが、その後は続落している。すでにピークと比べ20％以上も減少。5000を超えていた上海総合指数は4000を割り込んだ。中国政府は利下げ、年金基金の株式投資奨励などさまざまな対策を打っているが効果は上がっていない。

異例の対策が続くなか、株価暴落の犯人捜しまで始まった。ロイター通信によると、中国証券監督管理委員会は、大規模な空売りをしかけている海外勢力がいるとの見方を固め、その背景を探るべく調査班を立ち上げた。（翻訳・編集/増田聡太郎）