2015年7月4日、日本政府は「嫌韓デモ」などのヘイトスピーチについて、全国規模の実態調査に乗り出す。韓国・聯合ニュースがこう報じると、韓国のネットユーザーは「社会の病巣。しっかり調査すべき」などと反応、日本のネットユーザーは「反日デモの方がひどい」などの声を上げている。

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特定の人種や民族への憎悪をあおり立てるヘイトスピーチについて、聯合ニュースは2日、「日本政府は嫌韓デモの実態を調査する方針を明らかにした」と報道。さらに日本メディアを引用して、「菅義偉官房長官は具体的にどんなことが問題になったかを調査すべき。（被害が）全国で何件あって、具体的にどんなことが問題になったか、調査はしっかりやっていくと述べた」とも伝えた。

このニュースに韓国のネットユーザーからは

「嫌韓デモをやっている人たちは社会の病巣だ。しっかり調査すべき」

「嫌韓デモはそもそも日本政府がやらせてたんじゃないのか？」

「ユネスコへの世界遺産登録で韓国の同意が必要だから、しばらくの間、調査するふりをするだけではないか？」

「政府が対策に乗り出さねばならないとは、いかに心の教育が不足しているかよく分かるな」

「日本の嫌韓メディアもなんとかしろ。最近ちょっとひどすぎる」

などのコメントが相次いだ。

その一方で

「日本や中国で嫌韓の風が強く吹いているのはなぜか？その理由をよく考えて、われわれも反省すべき部分は反省すべきだと思う。われわれの考え方に原因があるのかもしれない」

との指摘も。

これに対し、日本のネットユーザーは

「反日デモの方がひどいけどな」

「デモされる原因が分かってるの？」

「んで、韓国政府は反日デモの実態調査しないの？ こういうのは相互主義でしょ 」

「ヘイトスピーチなんてやってるのは一部だけ。大部分は黙ってるけど韓国嫌い」

「反日してるけど俺のことは嫌うなってそりゃあ無理でしょ」

「山手線乗ってて、ごく普通の若手なサラリーマンたちが誰はばかることなく 韓国批判談義をするようになっちゃったんだからもう無理だろ」

などと反発している。（編集/KU）