韓国平昌五輪の競技会場建設に環境保護団体が抗議、「聖なる山」の生態系に回復不可能なダメージを与える―米メディア

Record China    2015年7月4日(土) 5時10分

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3日、韓国で2018年に開かれる平昌冬季五輪の競技会場の建設をめぐり、同国の環境保護団体が抗議の声を上げている。資料写真。

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2015年7月3日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版によると、韓国で2018年に開かれる平昌冬季五輪の競技会場の建設をめぐり、同国の環境保護団体が抗議の声を上げている。

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問題となっているのはスキー競技の会場となる加里王山で、環境保護団体は「生態系に永続的なダメージを与える恐れがある」として開発の停止を要求している。同団体の関係者の1人は「スキー会場を別の場所に移せば、長い時間はかかるがここを元通りにすることができるだろう」と指摘。植物園に長年勤務していたという別の関係者は「ここはかつて王室が民の自由な立ち入りを禁じた場所」「韓国人にとっては神聖な山だ」と話し、貴重な植物が数多くあることを指摘した。

韓国政府は2012年、五輪会場として使用するためにこの山の保護措置を解除した。当局は、五輪閉幕後は森林の状態に戻すと説明している。(翻訳・編集/野谷

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