韓国の製造業は景気悲観視が深刻、BSIは過去6年で最低=韓国央銀行「MERSの影響はセウォル号を大きく上回る」―韓国メディア

Record China    2015年6月30日(火) 22時31分

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30日、韓国の中央銀行は同国製造業の6月の景況判断指数(BSI)を発表し、2009年3月以来最低値であると明らかにした。写真はNソウルタワー。

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2015年6月30日、韓国の中央銀行は同国製造業の6月の景況判断指数(BSI)を発表し、09年3月以来最低値であると明らかにした。韓国の報道を引用し中国新聞網が伝えた。

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BSIは景気に対する企業の見方や予測を反映しており、100を上回ると、好況と判断している企業が不況と判断する企業よりも多いことを意味する。韓国6月のBSIは66で、前回調査時より7ポイント下落。09年3月に56を記録して以来最も低い数値となった。韓国製造業の景気悲観視は、中東呼吸器症候群(MERS)やギリシャのデフォルト危機が主に影響しているという。

現状について韓国の中央銀行は、「BSIの数値から、経済に与えた影響はMERSがセウォル号問題を大きく上回っていることが分かる。製造業のみならず、サービス業やホテル、運送、小売関連企業にも影響が及んでいる」と指摘している。(翻訳・編集/内山)

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