Record China 2007年9月13日(木) 12時38分
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広東省広州市の梁さんは見つけたネズミは逃さないというネズミ捕りの名人。早速こんな大物を捕まえた。「昔は食用で高く買い取ってもらえたものだが…」
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広東省広州市に住む梁錦松(リャン・ジンソン)さんは、「キャー!」という悲鳴が出ればお呼びがかかる。といっても警察官ではない。ネズミ捕りの名人なのである。昼間は金物商を営む普通の市民だが、夜になると必殺仕事人に変貌する。2007年9月、見つけたネズミは逃さないという仕事人の妙技を取材した。
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仕事には懐中電灯とこん棒、捕獲網を用意し、助手の若者を連れて行く。長年の経験でネズミの巣穴と通路はすぐに見つかる。棒でたたいて巣から追い出したネズミを通路の出口で待ちうければ‘一網打尽’で捕獲終了。逃げ出したネズミがいても手づかみか、こん棒を振り下ろし一発でしとめる。
レストランや会社など夜間、人がいない場所ではより殺傷力のある電気仕掛けで捕まえる。ネズミの通路に電線を張り巡らしておき、スピーカーで大音量を響かせると、慌てふためき飛び出したネズミが次々電線に触れ、ショックで倒れる。それを集めて回るのだ。
これまでは一匹3元(約48円)の補助金が衛生当局からもらえたが、最近は企業から定期的な駆除を頼まれることも多くなった。報酬に対し領収書を出してほしいという企業が増え、梁さんもいっそ会社組織にすることをまじめに考え始めている。(翻訳・編集/WF)
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