2015年6月26日、韓国・聯合ニュースは、安全保障関連法案をめぐり自民党が党内の意思統一を図っていることについて、「日本の政権与党がバランスを失っている」と報じた。

【その他の写真】

報道によると、自民党内の「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」が先月から予定していた25日の勉強会が、「時期が悪い」との執行部からの注文で中止になった。勉強会には漫画家の小林よしのり氏を招く計画だった。自衛隊を正式な軍隊と位置付けるべきと主張する小林氏は、憲法解釈のみを変更して集団的自衛権行使を容認する安倍晋三首相の方針には批判的な立場だ。

一方で、安倍首相に近い若手議員が立ち上げた勉強会「文化芸術懇話会」は、25日に初会合を開いた。出席した議員からは、マスコミを懲らしめるため経団連に働き掛けるなどして、政権に批判的なメディア報道を規制すべきだとの意見が出た。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「日本帝国が復活したら、核爆弾をもう一度落とすべきだ。それでまともになるかどうか」

「日本の右傾化に積極的に賛成する。日本がまた奈落に落ちて初めて、韓国が世界の舞台に大手を振って出ることができる。どう考えても、日本は没落の道を歩んでいる」

「核の投下でも足りなかったようだ」

「こんなふうにして、太平洋戦争は始まった」

「歴史は繰り返す。ネットで歴史を学んでいる日本人たちは、必ず同じ間違いを繰り返すだろう」

「戦争を起こすなら、ちゃんと覚悟しろ。韓国は日本がこの地に軍事力を投下した瞬間、北朝鮮に向けていたすべての銃とミサイルを日本に向ける」

「ふざけた日本。アジアから追い出そう」

「日本も韓国もばかが勢力を伸ばしている」

「他の国の話かな？韓国の話かな？」

「南北が力を合わせて日本を片付けなきゃいけないのに、まだ道は遠い」（翻訳・編集/和氣）