専門家が解説、抗日戦争勝利記念日と建国記念日の軍事パレードの違い―中国紙

Record China    2015年6月26日(金) 23時2分

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25日、新中国成立以降の14回の軍事パレードは、いずれも建国記念日に行われた。だが9月3日に行われる軍事パレードでは、初めて抗日戦争勝利がテーマとなる。写真は2009年の建国軍事パレード。

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2015年6月25日、新中国成立以降の14回の軍事パレードは、いずれも建国記念日に行われた。だが9月3日に行われる軍事パレードでは、初めて抗日戦争勝利がテーマとなる。新京報が伝えた。

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国防大学の喬良(チャオ・リアン)教授によると、抗日戦争勝利日の軍事パレードと建国記念日の軍事パレードには多少異なる点がある。建国記念日の軍事パレードは国家の盛大な式典だ。抗日戦争勝利記念日の軍事パレードは一方向的な記念日の軍事パレードであり、常態化する可能性はあるが、毎年行われることはない。

建国記念日の軍事パレードと異なり、抗日戦争勝利記念日の軍事パレードでは抗日戦争に参加し、今も健在な元兵士、前線支援模範と烈士子女の代表も閲兵を行い、抗日戦争元兵士と前線支援模範への敬意、抗日烈士をあがめる気持ちを存分に示す。

曲睿(チュー・ルイ)氏によると、軍事パレードは国家儀礼活動を構成する重要な一部であり、重要な記念行事と合わせて軍事パレードを実施するのは世界の多くの国が一般的に行っていることだ。今回の軍事パレードのテーマは抗日戦争の偉大な勝利を記念し、抗日戦争の偉大な精神を発揚し、民族の偉大な復興を実現することだ。

新京報の調べでは、前回の大規模な軍事パレードは2009年の建国記念日のもので、準備作業は2008年末から1年近くかけて行われた。同様に、1999年の建国記念日の軍事パレードの準備作業も1998年末から1年近くかけて行われた。

国防大学の公方彬(ゴン・ファンビン)教授によると、準備期間の長短は軍事パレードの規模や異なる部隊間の調整の難度によって決まる。また、通常軍事パレードでは指導チームと軍事パレード村が設けられる。

公教授によると、建国記念日以外で大規模な軍事パレードが行われるのは今年が初めて。今回の軍事パレードのテーマは反ファシズム戦争における中国の貢献を振り返り、世界平和に対する責任を中国が担っていることをはっきりと示すことだ。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)

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