中国の14年末の総人口は13億6800万人、高齢化が進行―政府機関

Record China    2015年7月13日(月) 11時45分

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10日、中国国家衛生・計画育成委員会は、中国の14年末の総人口が13億6800万人だったことを明らかにした。資料写真。

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2015年7月10日、中国国家衛生・計画育成委員会は、中国の14年末の総人口が13億6800万人だったことを明らかにした。中国メディア・央広網が伝えた。

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総人口13億6800万人のうち、0〜14歳の低年齢人口が占める割合は、世界の平均レベルよりも低く、先進国並みの16.5%だった。一方で、60歳以上の高齢者の総人口に占める割合は増加し続けており、10年の13.3%から14年には15.5%となり、高齢者人口は2億1200万人となった。

一方、一人っ子政策の影響による労働年齢人口(16〜60歳未満)の減少を解消するため、昨年1月から一部地域で開始された「単独両孩(夫婦どちらか一方が一人っ子だった場合には2人目の出産を認める政策)」は、同9月から全国的に導入された。

「単独両孩」の対象となる夫婦は80年代生まれが中心で、総対象者の約7割を占め、そのうちの43%が2人目の子供を出産する意向を持っているという。統計データによると、今年5月末までに145万組の夫婦が2人目の子供出産の申請をしており、そのうちの139万組がすでに事務上の手続きを完了している。

国家衛生・計画育成委員会指導司の楊文庄(ヤン・ウェンジュアン)司長は「単独両孩実施の影響などで、14年の出生人口は13年比47万人増の1687万人となった。15年は14年よりも増加する見込みである」と述べた。

また、2人目の子供を出産することに制限を付けない「全面開放」の実施に関しては、「現在の主要任務は、単独両孩の実施を継続し、次の段階のための環境をつくり出すことである」と語った。(翻訳・編集/秋田)

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