Record China 2015年6月26日(金) 18時48分
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24日、中国の北京市で開催された仏教関連のイベントが、宗教をかたったとんでもないインチキ行事であることが判明した。資料写真。
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2015年6月24日、中国の北京市で開催された仏教関連のイベントが、宗教をかたったとんでもないインチキ行事であることが判明した。中国青年報が伝えた。
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同月20日より北京市の国家会議センターで開催された「第6回中国禅文化サミット・フォーラム」。中華時代名人協会、中国名寺名院交流網と名乗る団体の共催で、協賛には中国国家民族事務委員会、中国国家宗教局、中国仏教教会などが名を連ねる。各協賛機関の上層部や全国各地の名刹の住職らが出席し、「中国禅文化の世界における一大行事」と銘打って2日間の日程で開催された。
ところがフタを開けてみると、会期中の催事はいずれも、宗教の名を借りて参加者からお金を徴収するものばかり。「中国当代仏門人物大典」への掲載料(9800元=約20万円)、「中国当代仏門人物大典」の編集長就任権(19800元=約40万円)、「創建和諧寺院慈善禅師」の称号授与料(19800元=約40万円)、中国名寺名院交流網の理事就任権(副理長事3万元=約60万円、理事長5万元=約100万円)など、金で肩書や名誉を買うプログラムがずらり。これがまっとうな宗教関連のイベントだとはにわかに信じがたい内容だ。
中国青年報の記者が協賛各機関に確認したところ、彼らは無断で名前を借用されたようだ。各機関に連絡をとったが、いずれも「そのような催しの存在は知らない。開催を許可したこともない」との回答だった。(翻訳・編集/愛玉)
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