2015年6月23日、中国メディアの観察者網は中国が今年9月3日に北京で反ファシズム戦争勝利70周年として軍事パレードを予定していることについて、日本メディアから質問が出たことを伝えた。

【その他の写真】

中国共産党と軍は23日、9月3日に行う北京での軍事パレードの詳細を発表したが、日本メディアからは「抗日戦争勝利50周年、60周年の時には軍事パレードは行わなかったのに、なぜ70周年の今年は行うのか」との質問が出た。

これに対して中国軍の曲叡（チュー・ルイ）少将は、「軍事パレードは国家行事の中でも重要な部分であり、重要な記念日に軍事パレードを行うことは世界中の国が行っていることだ。今回の軍事パレードの主題は、抗日戦の偉大な勝利の記念、抗日の偉大な精神を知らしめること、民族復興の実現だ」と答えた。

このニュースに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「ならば逆に日本に質問すればいい。なぜ70周年で憲法を改正し文官統制を変えるのかと」

「それは日本に見せつけるためだよ。気分が悪いか？気分が悪くても見なきゃなんだよ」

「反ファシスト戦争から70年たって、一部の国は忘れてきているからな。常任理事国の一つとして思い出させる義務と能力があるのだよ！」

「軍国主義を復活させようとしている国があるから、ビビらせるために軍事パレードをするのは必須のこと」

「それは80周年軍事パレードの時に同じような質問が出ないようにするため」

「曲叡少将の回答はあいまい過ぎる。俺たちは戦勝国でお前らは敗戦国だからだ、と直接言えばいいだろ」（翻訳・編集/山中）