Record China 2015年6月24日(水) 10時12分
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23日、韓国大統領府は日韓国交正常化50周年に際しての両国首脳の発言を肯定的に評価しながらも、首脳会談開催についてはなお慎重な態度を示した。これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。写真は韓国大統領府。
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2015年6月23日、韓国・聯合ニュースによると、韓国大統領府は22日の日韓国交正常化50周年に当たり両国首脳が新たな日韓関係に言及したことを肯定的に評価しながらも、首脳会談開催についてはなお慎重な態度を示している。
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大統領府幹部の一人は「22日の行事をきっかけに日韓関係が少し進展した」としたが、「関係改善は一朝一夕に成るものではない」と述べた。また別の関係者は、「日韓関係に春が来たようではあるが、凍り付いた川の水はまだ溶けていない」と表現した。
大統領府がこうした慎重な姿勢を取る理由には、8月に発表される安倍晋三首相の戦後70年談話(安倍談話)の内容が不透明なことや、慰安婦問題の両国間協議が進行中であることが挙げられる。また、対日関係に敏感な韓国世論の動向も意識したものとみられる。朴槿恵(パク・クネ)大統領は22日、日韓議員連盟の額賀福志郎会長との会談の中で、安倍首相に対し歴代内閣の認識継承を求めており、首脳会談開催の可否は安倍談話の内容いかんとの見方も出ている。
これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。
「いったい誰の春?朴槿恵と安倍だけの春だろう」
「日韓関係に春だって?おまえたちだけで和解しろ!日本は嫌いだ」
「慰安婦の問題、独島(日本名:竹島)の領有権問題、日本の自衛権拡大問題…解決したことは何もないのに春とは?親日派の本性が表れたのか?」
「今の状況で春だったら、河野談話が出たときは真夏か…。日本の立場は変わってないのに、大統領府だけが大騒ぎしていて情けない」
「日韓はどちらかがつぶれるまで終わらない。必要に応じてしばらく交流しても、また背を向ける、そんな関係だろう」
「これはもう一つの服従外交に違いない」
「日本が歴史を歪曲(わいきょく)して慰安婦を無視するのは、現政権のルーツである朴正煕(パク・チョンヒ)政権の責任が大きいと思う」
「親(朴正煕元大統領)が親日の独裁者だったのに、よりにもよってその娘を大統領に選んでしまった韓国。これは誰のせいだ?」(翻訳・編集/和氣)
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