2015年6月22日、韓国・亜洲経済（中国語電子版）によると、スウェーデンの家具大手IKEA（イケア）が韓国で販売している商品の価格が日本や米国、ドイツよりも高いことが分かった。

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韓国消費者問題研究所が22日発表したリサーチによると、IKEAの韓国や米国、ドイツ、日本で販売されている126品の価格を分析した結果、韓国の平均価格は52万2717ウォン（約5万8500円）で、他の3カ国より14．8〜19．5％高かった。

米国の平均価格は45万5344ウォン（約5万1000円）、ドイツは45万3737ウォン（約5万800円）、日本は43万7578ウォン（約4万9000円）だった。

日本の価格が最も低いのは、アベノミクスに伴う円安政策のためだとみられる。

126品のうち79．4％で、韓国での販売価格が米国やドイツ、日本よりも高かった。

同研究所は「10万ウォン（約1万1200円）以上の商品では、韓国での販売価格は3カ国より10〜30％高い。一方、10万ウォン未満の商品では、韓国の方が安い場合も多くあった」とした上で、「IKEAが韓国で高額方針を固守していることが根本的な原因だ」と指摘した。（翻訳・編集/柳川）