2015年6月20日、現役復帰を宣言した女子フィギュアスケートの浅田真央が、11月の中国杯とNHK杯に出場することになった。元世界女王の浅田の動向は、日本だけでなく中国や韓国でも関心が高い。平昌冬季五輪を控えた韓国内では、ライバルとされたキム・ヨナの復帰待望論も高まっている。

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国際スケート連盟（ISU）は15日、今年のグランプリ（GP）シリーズ出場選手を発表。浅田の出場は、第3戦中国杯（11月6〜8日・北京）と第6戦NHK杯（同27 日〜29日・長野市ビッグハット）に決まった。

約1年間の休養を経て復帰した浅田が中国の地で演技を見せるとあって、中国のフィギュアスケートファンからは

「真央が来る！泣きそう！！」

「新しいシーズンは戻ってくるべき人がみんな戻ってきたね」

「羽生が中国杯に出場しないのは残念。でも、浅田の出場が慰めになる」

「真央には全く心配はない。すごく期待している」

「真央が中国杯に参加するって？どうやら旅行の計画を立て直さないといけないな」

などと、歓迎する声が多く寄せられている。

浅田の出場試合が決定のニュースに、韓国ではキム・ヨナ復帰への期待が膨らむ一方。韓国のネットユーザーからは

「浅田は本当にフィギュアを愛している。もう一度チャレンジする勇気を尊敬する。ヨナも復帰すればいいのに」

「浅田とキム・ヨナの素晴らしい競争は、韓日スポーツ界のプライド対決だ。この黄金のライバル関係は忘れられない。キム・ヨナの復帰を待つばかり」

「ヨナは浅田の独壇場を黙って見ていられるのか？2010年のバンクーバーでの対決は素晴らしかった。平昌五輪でもまた見たい」

「日本がうらやましい。韓国には有力な選手がいないから、フィギュアを見る楽しみがない」

などの書き込みが集まった。

日本のネットユーザーは

「練習がつらくても、スランプがあっても、ジャッジに納得できなくても…。浅田選手のフィギュアスケートへの愛情が十分伝わってくる。おまけに謙虚。そんな選手は一層応援したくなる」

「どうか真央ちゃんには自分のためだけにスケートを楽しんでほしい。もう周囲の期待なんて無視してくれて結構。もう十分に期待に応えてくれたもん」

「実際、ロシア勢の強さは脅威ですね。結果はどうあれ、真央ちゃんには納得できる演技をしてほしいと思います」

などとコメント。

キム・ヨナの復帰待望論に関しては

「キム・ヨナさんの現役復帰待望論より、まず、平昌五輪を開催できるところまで持っていってほしいものです。来年のプレ五輪を楽しみにしています」

「『国民の妹さん』も大変ですね。平昌オリンピックの招致の責任転嫁されるし、都合の良い時だけ利用されて大変だぁ」

「勝手にプライド対決にしないで。浅田選手は平昌までやるなんて一言も言ってないのにどうしてすぐそういうふうに持っていきたがるのかな？」

などの意見が集まった。（編集/KU）