100年に一度の大干ばつに見舞われた北朝鮮、中国駐朝大使が田植えで支援―中国メディア

Record China    2015年6月20日(土) 14時26分

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19日、100年に一度の大干ばつに見舞われている北朝鮮で、中国在北朝鮮大使が農業支援の一環として、自ら田植え作業に赴いた。写真は北朝鮮の農村。

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2015年6月19日、100年に一度の大干ばつに見舞われている北朝鮮で、中国在北朝鮮大使が農業支援の一環として、自ら田植え作業に赴いた。北京晨報が伝えた。

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平壌市郊外にある「中朝友好宅庵協力農場」は、中朝友好促進を目的としたおよそ600ヘクタールの農場。ここでは中国大使館員が毎年、春と秋に田植えや収穫作業に加わることが慣例となっている。今年は李進軍(リー・ジンジュン)駐朝大使が自ら田植え機を運転して農作業を手伝った。

昨年から続く北朝鮮の干ばつは、今年はさらに厳しさを増している。収穫期も大幅に遅れる見通しだ。北朝鮮では春季と秋季に「農村支援総動員期間」が設けられ、全国の行政機関や学校、企業などから農作業用の人員を派遣する習わしとなっているが、今年は枠をさらに拡大し、農作業に専念する人員を確保するよう申し渡されているという。

朝鮮中央通信社も16日付で「過去100年で最悪の干ばつ」と認めており、農作物に甚大な被害が出ていると報じている。全国各地の水田が干上がり、過去30年で最低の降水量を記録した昨年からの影響も重なって、深刻な食糧危機が起きる可能性がある。(翻訳・編集/愛玉)

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