Record China 2015年6月17日(水) 18時30分
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17日、中国・広東省で建設会社を経営していた女性が贈賄罪で起訴された事件の審理がスタートした。女性には父親を異にする子どもが6人おり、うち2人の父親は汚職で逮捕された市の幹部だ。彼女はまだ幼い子どもたちのために涙ながらに減刑を求めたという。資料写真。
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2015年6月17日、中国・広東省掲陽市で建設会社を経営していた女性が贈賄罪で起訴された事件で、同省佛山市中級人民法院(地裁)の審理がスタートした。女性には父親を異にする子どもが6人おり、うち2人の父親は汚職で逮捕された市の幹部だ。彼女はまだ幼い子どもたちのために涙ながらに減刑を求めたという。中国経済網の報道。
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許秋琳(シュー・チウリン)被告(45歳)は2007〜11年の間、掲陽市内の道路建設プロジェクト受注に際し、同市公路局の関係幹部らに便宜を図ってもらった見返りとして、総額にして340万元(約6800万円)余りを提供していた。12年10月、会社の代表取締役を務めていた元夫とともに贈賄罪で拘束されている。
生後間もなく両親に棄てられ、母方の祖父母に育てられたという許被告。学歴は中卒で容姿は人並みといったところだが、その人生はかなりたくましい。1993年に結婚、4人の子を設けて2005年に離婚したが、その後も元夫との同居を続行。08年に自身の建設会社を立ち上げ、その代表取締役に元夫を据えた。さらに、07年には掲陽市共産党委員会の陳弘平(チェン・ホンピン)書記(当時)と知り合い、愛人関係に。彼との間に2人の私生児を設けている。陳元市委書記は12年11月、収賄と贈賄の罪で拘束された。収賄で得た1億元(約20億円)以上のほとんどを許被告に貸したという。
12年の逮捕時、彼女の第6子に当たる末っ子はまだ生後10カ月だった。その後、子どもたちとは一度も面会を果たしておらず、また、6人の子の父親である2人の男も拘束中の身であるため、許被告は涙ながらに減刑を求めている。また、愛人の陳元市委書記も「彼女を早く家に帰してあげてほしい」と再三にわたって、訴えている。(翻訳・編集/愛玉)
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