Record China 2007年9月9日(日) 13時48分
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7日、寧夏回族自治区銀川市で、黄河中流域土壌保持委員会第9回会議が開催。席上、水利部の鄂竟平副部長は自然境回復活動の現状について、全国で67万平方kmもの草原が放牧禁止に指定されたことを明かした。
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2007年9月7日、寧夏回族自治区銀川市で、黄河中流域土壌保持委員会第9回会議が開催された。席上、水利部の鄂竟平(ウー・ジンピン)副部長は自然環境回復活動の現状について報告、全国で67万平方kmもの草原が放牧禁止に指定されたことを明かした。
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同副部長によると、2000年以降、中国では自然の回復力に任せて生態環境の回復を図る試みが広がりつつあるという。2006年末時点で、全国25の省・市、1100の県で放牧禁止区画が設けられている。その面積は合計で67万平方km近い。うち35万平方kmでは早くも自然環境の回復が観察されている。
鄂副部長によると、放牧禁止措置の効果は明らかで、寧夏回族自治区・陝西省・内モンゴル自治区では放牧禁止区域は、草原が広がり自然環境の回復がはっきりと確認されている。自然環境の回復は畜産業の発展と牧畜民の収入増加にもつながるため、さらに積極的に施策を進めるとしている。(翻訳・編集/KT)
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