2015年6月16日、韓国・ニューシスによると、韓国で中東呼吸器症候群（MERS）に感染した疑いがあるとして自宅隔離の対象となった日本人2人が、すでに日本に帰国したとの報道について、菅義偉官房長官が「適切な感染防止策を講じているため、全く問題ない」と述べた。

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菅官房長官は同日、閣議後記者会見で、MERS感染の疑いがある日本人2人が帰国していたことについて、「個人の人権を尊重する観点から、おのおののケースについての情報は差し控える」と述べた。その上で、「韓国や中東で患者と接触した経歴がある人が入国する場合には、一定期間観察をするなどの適切な感染防止策を講じている」と述べた。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「日本政府はちゃんと管理していないようだ。言葉だけで統制している。しっかりと統制していたら、こんな状況にはなってなかった」

「日本に帰すべきでなかった。韓国政府は何しているんだ？」

「MERS対策に関して、韓国政府を信頼している人は1人もいない」

「日本人は一体どうやって出国した？韓国政府も把握していないのに、日本政府に分かるわけないよね…」

「日本にMERSを送らなければならない。そうすればすぐに日本がMERSのワクチンを開発してくれる」

「韓国はどうして日本人に批判されるようなことばかりするんだろう？」

「そう言っておきながら、そのうち韓国人を入国拒否するだろうな」

「自宅隔離対象者は暇だろうから、管理を徹底している日本に旅行に行って来い」（翻訳・編集/堂本）