Record China 2015年6月18日(木) 7時57分
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14日、夏休みや端午節の連休を迎えるに当たって、中国で日本旅行が大人気となっている。写真は三鷹の森ジブリ美術館。
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2015年6月14日、中国紙・新聞晨報によると、夏休みや端午節の連休を迎えるに当たって、中国で日本旅行が大人気となっている。ビザ発給要件の緩和や円安の恩恵だけでなく、MERS(中東呼吸器症候群)流行の影響で旅行先を韓国から日本へ変更する人が増えている。
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上海の旅行会社の予約状況を見ると、日本への個人旅行は6月がすでに昨年の2倍以上となる1万人を超え、7月の予約状況も例年を大幅に上回っており、8月にかけて日本旅行が大人気となっている。
日本旅行が人気を呼んでいる原因について、旅行会社はまず日本へのビザ取得手続きが便利になったことを挙げる。日本政府は今年1月から、中国人の個人観光客に対する数次ビザの発給要件を緩和し、高所得者に対するビザの有効期間を3年から5年に延長した。また、日本の法務大臣が指定したクルーズ船に乗って訪日する場合、ビザが不要となる措置が3月から実施されており、中国人の「ビザなし訪日」が可能となった。
さらに、円安も日本人気の大きな原因となっている。5月27日、これまでの記録を塗り替えて1元が初めて20円を突破するなど、日本は海外で最もお得なショッピング目的地の一つとなった。
また、中東呼吸器症候群(MERS)流行の影響で、旅行先を韓国から日本へ変更した人が多いことも挙げられる。観光地として韓国の人気が急落する一方で、日本がその最大の恩恵を受けている。(翻訳・編集/秋田)
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