2015年6月11日、ロイター通信によると、中国天津市の裁判所は11日、収賄などの罪に問われていた共産党最高指導部・政治局常務委員会の前メンバー周永康（ジョウ・ヨンカン）前党中央政法委員会書記に無期懲役の判決を言い渡した。

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ロイター通信は中国国営新華社通信の報道を引用し、天津市の裁判所が11日、収賄、国家機密漏えい、職権乱用の罪に問われていた周永康被告に対して、無期懲役の判決を言い渡したと報じた。周被告の収賄額は約1億2977万元（約25億9000万円）と認定された。周被告は罪状を認め、上訴しない意向を表明した。関係者は、周被告は捜査に協力的に応じ、態度は良かったと述べている。

この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

「中国共産党に入党することが本当の罪だ」

「米国は中国から学ぶことがあるはずだ。米政府の中にも汚職にまみれた政治家たちがいるのだから、彼らを起訴して刑務所に入れるべきだ」

「もし米国が政治家一人一人に判決を言い渡していたら、政府には誰も残らないだろう」

「米国の腐敗は中国より少しましな程度だ」

「権力は腐敗する。そして、絶対権力は必ず腐敗するものだ」

「中国には、米国に対するサイバー戦争もやめてほしい！」

「共産党内部での権力闘争は醜いものだな」（翻訳・編集/蘆田）