コワいけど食べてみたい！スーパーの「ジョーズ」なサメ肉販売―山東省煙台市

2007年9月4日、山東省煙台市にあるスーパーマーケットチェーン「ウォルマート(WAL-MART)」で、1kgあたり30元（460円）というサメの激安販売が行われた。値段の安さもさることながら、まるで映画『ジョーズ』のようなディスプレイに注目が集まっていた。

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ウォルマートの店員によると、サメの肉は美味で栄養満点、しかも捨てるところが全くないという「宝の肉」なのだという。アジアでは、高級食材のフカヒレがとくに有名だ。

しかし、サメは販売が制限されていないのだろうか？煙台市海洋漁業局の職員によると、ワシントン条約の規定で、「ジンベエザメ」および「梅花鯊（学名Halaelurus burgeri、ナガサキトラザメ）」は保護動物とされているが、今回販売されたのは「ヨシキリザメ」で、これは所定の手続きを行えば一般の水産物として販売できるのだという。（翻訳・編集/YO）