Record China 2015年6月5日(金) 15時54分
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4日、中国浙江省の病院でこのほど、55歳の男性患者の腎臓から420個もの結石が摘出された。資料写真。
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2015年6月4日、中国紙・銭江晩報は55歳の男性患者から420個の腎臓結石を摘出した医師の話を掲載した。
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浙江省東陽市の労働者・何(ホー)さんは20年前に病院の検査で左の腎臓に約10個の結石があると診断された。そこで粉砕治療を受けたが、術後の経過は順調。退院したのちは、特に何事もなく過ごしてきたが、ここ2年間は腰痛に悩まされていた。最近になると痛みは強くなる一方で、ちょっと体を動かしただけで疲れるように。ようやく訪れた病院でCT検査を受けたところ、左腎臓に大量の結石が詰まっているのを確認。すぐに手術となった。
何さんの担当医によると、腎臓結石は腹腔鏡手術での摘出が一般的だが、何さんの結石は数が多く、長時間の手術で感染症になる危険性があった。そこで開腹手術となったのだが、実際に腎臓を開いて見てびっくり。想像をはるかに超える量の結石が左の腎臓だけでなく、尿管にまで入り込んでいた。
何さんの体から摘出された腎臓結石は米粒以上の大きさのものが420個。米粒以下の結石も100個以上あった。手術の所要時間は約2時間。結石の摘出だけで、執刀医2人がかりで45分間かかった。この病院でこれまでの最高記録は1度に60個ほどだという。何さんは日ごろからあまり水分を取らず、大好物の石膏豆腐(にがりの代わりに石膏を使った豆腐)を毎日欠かさず食べていた。この偏った食生活が大量の腎臓結石を生んだと担当医は何さんに説明した。(翻訳・編集/本郷)
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