Record China 2007年9月4日(火) 23時49分
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2007年9月4日、世界遺産である敦煌莫高窟の壁画を守るため、来年より順次観光客の入場制限が行われる。莫高窟管理部門が理想的と考える1日の最大入場者数は2900人だが…。
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2007年9月4日、甘粛省敦煌市にある世界遺産の莫高窟を損壊から守るため、現地を訪れる観光客の入場数を来年から制限するとの報道があった。
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莫高窟管理部門が理想的と考える1日の最大入場者数は2900人だが、オンシーズンには3000人から5000人になるのが実情。最近の年間入場者数は20万人を超え、このまま事態を放置すれば、今後10年の間に50万人に上るとの予想もあるほど。
このように入場者数が増えるにつれ、貴重な壁画の保存が困難になるのは明らかである。商業的な見地からすれば、入場者が減る=売り上げが減る、となるため管理部門に対し批判的な意見も多く聞かれたが、莫高窟の壁画あっての観光業であるとの説得が功を奏し、今回の決定となった。(翻訳・編集/本郷智子)
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