2015年6月1日、韓国・聯合ニュースは、日本政府が明治時代の産業革命施設をユネスコ世界文化遺産に登録するために活動していることについて、「現状、登録の確約はされていない」と伝えた。

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日本メディアは、「ドイツのボンで6月28日〜7月8日に開催されるユネスコ世界遺産委員会会議で投票が行われても、登録される保証はない」と報じた。日本政府の文書によると、先月25日の時点で世界遺産委員会の21の委員国の中で、ベトナムやインドなど日本を除く12カ国が文書または口頭で支持を表明したが、ドイツ、フィンランド、フィリピン、カザフスタン、コロンビア、ペルー、クロアチアの7カ国は態度を明らかにしなかった。残る一国は韓国。この状態で採決が行われた場合、登録に必要な14票（3分の2）の賛成票を確保できるかは不透明な状況だ。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「インドやベトナムは日本の金に屈した」

「これがもし登録されたら、世界文化遺産ではなくて世界虐待遺産だ」

「結局最後は日本の思惑通りになるんだろう」

「どうせ最後は登録されるだろう。韓国の外交力の無さが情けない」

「3分の2には及ばないものの、半分は賛成している。韓国が政府レベルで継続的な努力をしなければ日本の意のままになってしまう。今の政権になってから独島（日本名：竹島）広報予算など、対日外交関連予算が削減された。原状回復して欲しい」

「インドが賛成したのか。イギリスの植民地支配で苦しんだはずなのに、植民地支配の過去が残る施設の登録に賛成して、当時の国民に恥ずかしくないのか？」

「韓国政府は外交力を発揮し、日本の世界遺産登録を阻止しなければならない。東南アジア諸国にももっと協力を要請しろ」

「登録阻止よりも、韓国は亀甲船を世界文化遺産登録するのに力を使おう」

「韓国政府は登録に反対するよりも日本が登録した後に、朝鮮人強制徴用の事実について説明を求めた方がいい。日本が自ら朝鮮人強制徴用を世界に知らせるように仕向けるんだ」（翻訳・編集/三田）