Record China 2015年6月1日(月) 20時50分
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30日、シンガポールで開催されたアジア会議で、韓国の韓民求国防長官と日本の中谷元防衛大臣が会談し、日本の集団的自衛権行使について意見交換を行い、日本が朝鮮半島で活動する場合、韓国の同意を得る必要があるとすることで一致した。写真は朝鮮半島の地図。
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2015年5月30日、韓国国防部によると、シンガポールで開催されたアジア会議で、韓国の韓民求(ハン・ミング)国防長官と日本の中谷元防衛大臣が会談し、日本の集団的自衛権行使、およびその手続きについて意見交換を行い、日本が朝鮮半島で活動する場合、韓国の同意を得る必要があるとすることで一致した。韓国メディアの報道を中国新聞網が伝えた。
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韓長官は、日本による集団的自衛権の行使は、朝鮮半島の安全保障と、韓国の国益に影響を及ぼすとして、韓国の同意なしに朝鮮半島で自衛権を行使してはならないと述べた。
中谷大臣はこれに対し、他国で集団的自衛権を行使する際には必ず当該国の同意を得るのが政府の方針であり、当然韓国も例外ではないと述べた。
また、今後の話し合いで、集団的自衛権行使の具体的な方法について討論を深めることで一致した。韓長官は、日韓の国防協力の基礎は確固たるものだが、歴史問題によってあるべき作用が発揮できていないとして、日本に対し歴史問題で態度を改めるよう求めた。
日韓は国防分野での協力強化を決定し、年内に合同救助・捜索演習を実施する方針を固めた。日韓国防相会談は4年4カ月ぶりの開催で、朴政権発足後初めての会談となった。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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