中国の輸出補助金問題でパネル設置、米などの提訴受け―WTO

2007年8月31日、WTOは中国の輸出補助金を調査する、専門家によるパネルを組織すると発表した。アメリカとメキシコの提訴に応じた。

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両国は中国が減税・免税およびその他の補償によって、自国製品の輸出に形を変えた補助金を与えていると主張、フェアな競争を阻害していると批判した。

中国の駐WTO代表は、アメリカとメキシコは中国との直接交渉の進展を顧みずに提訴したと批判、中国は自身の立場と利益を守るとして争う構えを見せ、WTOの規定に中国は違反していないと確信していると述べた。

今後、専門家グループは45日間にわたり調査を進め、半年後にも最初の報告書が提出される見込みだ。結果に異議がある場合、中国側には上訴の権利が残されている。（翻訳・編集/KT）