2015年5月27日、韓国・聯合ニュースは、韓国若年層の教育や知的水準が世界最高レベルである一方、失業率も最高レベルであると報じた。

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報道によると、韓国は大学や職業訓練を修了した25〜34歳の青年の割合が67．1％で、経済協力開発機構（OECD）の調査対象国中1位だ。 2位の日本（58．4％）より10％、OECD平均（42．7％）より25％高い。また、2012年の学習到達度調査（PISA）では、韓国は数学で1位、読解は日本に次いで2位となっている。

一方、OECDが27日に発表した報告書「OECD職業能力展望2015」によると、2013年基準で生産人口（30〜54歳）失業率に対する若年（16〜29歳）失業率は韓国が3．51倍で最も高かった。OECD平均は2．29倍だ。この比率が3倍を超える加盟国は、韓国を含めてスウェーデン（3．16）、ノルウェー（3．05）、イタリア（3．00）の4カ国しかない。

これを受け、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「私にも仕事をください。若年失業には終わりがない」

「職業差別があるのが問題だ。若者が汚くてきつい仕事を嫌がる。韓国では学校の先生でさえも、『勉強しなければ工場で働くか、レンガ運びをすることになるぞ』などという言葉を子どもに聞かせる」

「どうしてこんなことになってしまったんだ。生まれる時代を間違えたのか？」

「国民が決して怠けているわけではないという証拠だ」

「韓国企業が外国に出て行かない理由がここにある。最高級の人材を非常に安価で使えるような制度になっているということだ」

「教育レベルだけ最高でも、ノーベル賞は1人も出ていない」

「大学進学率が高いだけでレベルが高いと言えるのか？ソウル大学だって世界の大学ランキングでは70位くらいだし、その他の大学では学ぶこともない」（翻訳・編集/三田）