2015年5月23日、韓国・中央日報によると、ユドヨノ前インドネシア大統領は日韓関係について、「外交は感情だけではできない。韓国はバランスを維持するべきだ」と述べた。

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済州フォーラムに出席するため訪韓したユドヨノ前大統領は22日、中央日報とのインタビューで、日韓関係について、「インドネシアも長い間、私たちを植民地支配したオランダを敵対視していたが、過去に縛られていたら未来は見えないということに気付き、結局は和解した。外交は感情だけではできない。私たちには友人が必要であり、それは韓国と日本も同じ。韓国も過去と未来の間でバランスを維持しなければならない」と助言した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「いくら安倍首相が嫌いでも、朴大統領は笑顔で対話するべき。外交は感情を隠し、冷静に行わなければならない」

「韓国人が同じことを主張したら、『親日派』と罵られる」

「オランダがインドネシアの女性を強制的に連行し、慰安婦として働かせたり、生体実験をした？」

「ユドヨノ前大統領の言葉に共感する！日本にいる韓国人の立場を考えてあげないと！韓国は弱かったから日本に侵略された。この事実は泣きわめいても変わらない。物事を冷静に考え、強力な国を作り、二度と屈辱の歴史を作らないように努力するべき」

「加害者が過去の過ちを認めなければ、その過ちは必ず繰り返される。日本は、外交から感情を排除したために歴史的事実を認められなくなった。ユドヨノ前大統領の言葉は間違っている。韓国はこれからも、日本に対する警戒度を下げてはいけない」

「韓国も日本との和解を望んでいる。ただ、日本が折に触れて歴史を歪曲（わいきょく）しようとするのが問題」

「ユドヨノ前大統領は韓国のためを思って言ってくれた。韓国政府はこの言葉を受け入れて、感情よりも理性で行動し、真の勝利をつかむべき」（翻訳・編集/堂本）