2015年5月21日、韓国・ニューシスによると、韓国の崔ギョン煥（チェ・ギョンファン）経済副首相兼企画財政部長官が日本を訪問し、「アベノミクス」により強力な財政・通貨政策を推進する日本から学ぶ考えであることを示した。

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崔副首相は昨年9月、アベノミクスについて評価しないと述べていたが、20日の経済関係長官会議では「アベノミクスを当初疑問視する声もあったが、規制改革と対外開発の2つの面で肯定的な成果が出てきている」と述べた。韓国の企画財政部関係者は、「日本はこのところ積極的な構造改革を行い、さまざまな成果を出している」とした上で、副首相の発言について、「韓国の4大部門の構造改革が遅々として進んでいない状況の中、日本に学ぶべきところは学ぼうという趣旨」だと述べた。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまな声が寄せられている。

「日本は韓国とは違う。日本がやったからといって、韓国に適応できるものじゃない」

「韓国は物価がものすごく上がった！日本は給料も上げてくれたんだろう。韓国の大企業は、ため込んで投資もしないだろうな」

「アベノミクスは、量的金融緩和で為替を調整したのがポイント。韓国経済は、もうそれに耐えられるレベルじゃない」

「朴槿恵（パク・クネ）姫の創造経済を広めるために日本に行くの？」

「この1年、アベノミクスはもうダメだと歌でも歌うようにメディアで騒いでたけど、何を学ぶって？韓国は創造経済でうまくいってるんじゃないのか？」

「日本という教科書が隣にあった。それを今まで否定して無視してきたのは誰？」

「アベノミクスは失敗だと騒いでた韓国の経済学者たちは、みんなどこに隠れた？」

「日本は労働組合や国民が政府の改革に同調したけど、韓国はそうしなかったからうまくいかないんだろう。それに、韓国は国会が政府の足を引っ張っている」

「成長戦略で、日本、米国、ヨーロッパがしたように、韓国に選択肢はあるのかな？」

「そうだ、無能なやつはせいぜい行って学ばないとな」（翻訳・編集/和氣）