2015年5月20日、ジャッキー・チェン（成龍）が院長を務める、成龍影視伝媒学院が湖北省に誕生し、開校セレモニーが行われた。同学院は同省の武漢設計工程学院に属し、映画やアニメーション分野での人材を育成する専門学校で、中国ネットで注目が集まっている。

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セレモニーに出席した俳優のチャン・グオリー（張国立）、女優シュイ・ファン（徐帆）のほか、フォン・シャオガン（馮小剛）監督、女優リー・ビンビン（李冰冰）らを特別講師に迎える。人材の育成はジャッキーが長年の目標の1つにしてきたもの。院長に就任したジャッキーだが、自分は若い頃に学業と縁がなく、大学を卒業していないため、「恐れ多い」と語っている。学部はアニメーション、演技、マルチメディアの3つで、今後はアナウンス学部も増設する予定。

中国のネットでは、ジャッキーの息子のジェイシー・チャン（房祖名）が昨年大麻騒動を起こしたや、ジャッキーとかつての交際相手エレイン・ンとの間に生まれた娘のエッタ・ンさんに言及したコメントが寄せられ、「彼に院長は務まるのか？」といった、少数ながら否定的な意見も見られた。さらに、「（特別講師は）1年に何回講義できる？」とジャッキーを含む特別講師は多忙で、ほとんど姿を見せることはないのではとの見方もあった。

このほかは肯定的なコメントが多く、「成龍影視伝媒学院の創立おめでとう！」「武漢設計工程学院の学生がうらやましい」と祝福する声や、「ジャッキーはかっこいいな。自分の目標を達成しただけでなく、人材を育成するという意義あることに携わっている」「ジャッキーの作品には、平和・正義・勇気などのメッセージが込められている。私は彼から多くのことを学び、現在は警察機関で教官を務めている。彼が伝えるプラスのパワーに多くの若者が影響を受けている。ジャッキーに敬意を表して、敬礼！」とジャッキーをたたえる声が多く聞かれた。（翻訳・編集/内山）