Record China 2015年5月24日(日) 10時7分
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20日、環球網は、TPPには戦略的に中国をけん制する目的があるが、その目的は達しえないとする記事を掲載した。これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。
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2015年5月20日、環球網は英メディアの記事を引用し、日米が締結を切望している環太平洋連携協定(TPP)は、戦略的に中国をけん制する目的があるが、その目的は達しえないとする記事を掲載した。
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環球網は、中国を排除したTPPには中国包囲網の目的があると指摘。しかし、「日本を含むTPP参加国の多くが中国を最大の貿易相手国としており、TPPに参加していないインドや韓国も中国を最大の貿易相手国としている。中国は今や突出した経済大国であり、これを変えるには、TPPはその効果が小さすぎ、タイミングが遅すぎる」と述べた。
このニュースに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
「米国はもはや中国の台頭を阻止することなどできない」
「客観的に言って、中国の前進を阻むことができるものは何もない」
「中国の大きさと位置を考えれば、けん制できる国などあるだろうか?米国は中国の地位を認め中国と協力する事だけが、唯一の道なんだよ」
「よそをけん制しようとするより、まずは自分の国からちゃんとしたらどうだ?」
「米国はまた戦争を起こして国内矛盾から目をそらさせるんじゃないだろうか」
「オバマは最も失敗した大統領となること確定だな」
「オバマ大統領の中国を排除した政策は誤りだ。排除するより協力した方が米国にとって益になる」
「アジアインフラ投資銀行が米国の金融覇権を打破するのだ!」
「アジアインフラ投資銀行は世界的なニーズによるものだ。米国の世界統治という野心は世界中の人に知られるようになっており、最終的には瓦解(がかい)するだろう」(翻訳・編集/山中)
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