2015年5月19日、環球網は韓国・聯合ニュースの報道を引用し、中国が主導するアジアインフラ投資銀行（AIIB）に対し、米国が支援する立場を見せたと報じた。

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世界銀行のジム・ヨン・キム総裁の話として伝えたもので、米国のルー財務長官はAIIBに歓迎の意を示すと同時に、世銀がAIIBをサポートし、提携するよう提案したという。米国はこれまでAIIBに消極的な態度だと指摘されており、今回の発言が米国の方向転換を示すものとの見方も出ている。

同総裁は「米中は世界経済の軸を成す大国。両国の提携関係が世界の運命を左右する」と発言し、両国ともに密接な関係を求めているとの見解を示した。

キム総裁はAIIBを支持する立場を取っており、世銀の専門的知識を持つ人材がAIIBを支援することに言及している。（翻訳・編集/野谷）