2015年5月18日、韓国・ヘラルド経済によると、韓国の「外国人労働者」のイメージが変わりつつある。専門職に従事する外国人が10万人に迫るなど「ホワイトカラー」の外国人が年々増加しており、韓国政府も外国人の高度な人材力を誘致するとの方針を表明している。

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外国人労働者のうち、単純労働に従事する割合は依然として高いものの、低賃金で働く外国人の比率は近年大きく下がっている。12年6月には月給100万ウォン（約11万円）以下の外国人は6．8％だったが、14年5月には4．3％に減少した。一方、月給200万〜300万ウォン（約22万〜33万円）の外国人は同期間で18．9％から28．2％に増加した。

海外市場への進出を図る企業が増えるとともに、外国人の人材が必要性を増すことは必然だが、国内の若者の就職難をより深刻化するのではないか、との懸念の声も挙がっている。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「若者の失業＝結婚しない＝出生率低下＝内需が委縮＝若者の失業＝出生率低下…。数年後には、国民年金が破綻＝若年層の年金・税金が急増＝海外への移民急増＝国が行き詰まる」

「いいものはみんな外国人に差し出して、自国民はどうなろうと関心のない政府」

「米国では、ハーバードを出ても外国人だと就職できない。韓国は『多文化』を優先して、韓国人より外国人を優遇する政策ばかり」

「韓国人の労働者の半分が月給100万ウォン以下なのに、外国人は200万〜300万ももらえるんだ。生産性を考えたら、やりすぎじゃないか？」

「若者は黙れ！投票にも行かないやつのための政策をしてくれるわけがないだろう」

「国内の若者に仕事も与えられないだけでなく、外国人に職を与えた上に、若者に海外に行って稼げとは…」

「韓国を出たとしても、ぼんやりしてたら大変だ」

「工場を見てみろ。韓国人を正規で雇用したくないから、非正規の外国人を使うんだ。ここが韓国なのか、と思うほど、韓国人は少ない」

「韓国人ほど、祝日も休日もなく働く国民はいない」

「雇用センターに行くと、失業手当を申し込みに来た外国人がほとんどだ。彼らは、韓国人のために犠牲になったと言ってる。笑わせるな」

「専門職として雇ったら、それなりの待遇をするのが筋だろう。人間も、学校や出身地などのコネではなく、競争力があるかどうかで見るべきだ」

「外国人と賃金競争をさせている雇用労働部と企業、反省しろ！」（翻訳・編集/和氣）